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~season4~ 試練

リフォームの事ならなんでもお任せ!
さらにベトナムでの内装仕上げ工事指導(クロス・床)も全てお任せ!
TOPSの矢尾板茂幸(現地ニックネーム OYAKATA)です。

長らくブログの更新が途絶えて申し訳ありません。
理由はなんとベトナムで最大の試練が訪れたことでした。

これまでベトナムの送り出し機関と協力し、
5年間に渡り内装指導をして参りましたが
今年に入り、コロナの影響もあって、
以前より実習生の考え方に変化が生ずるようになりました。
「日本に行くなら楽で稼げる職業に就きたい」 
「日本に行くまでの間、厳しい指導や厳しい学校生活は嫌だ」
などです・・・

私は日本に入国するベトナム実習生のためを思い、
そのような甘い考えでは「日本では上手くいかない」
と再三にわたり厳しく指導してきました。
昨年までは、全ては伝わっていないと思いますが、
実習生自身が耳を傾けて、多少考えるようになり
良い成長を見届けてから送り出すことができていました。
しかし、今回に限り、その教え方が上手くかみ合わず、
実習生より「これは、きつい」「これはできない」
などのクレームを、送り出し機関の社長に直接入れられて、
私に指導の改善が求められました。
そのため送り出し機関の社長、副社長との話し合いが行われました。
話し合いの内容は詳しくは書けませんが、
社長の言われている事は、もっともでよく理解いたしました。
また副社長の言われている事ももっともで理解いたしました。
しかし私自身が全てを納得できるものではありませんでした。
私もこれまでの指導の仕方には行き過ぎた点も
多々あるかもしれません。
しかし過去も含めて否定されてしまう事があまりにも多いため、
これから実習生とどのように接していいのかが分からなくなりました。
実習生に厳しくせずに、妥協して日本の企業に行かせれば
必ずや問題が起き、実習生と企業の双方が苦しむことは
過去の経験でわかっています。
ここで妥協すれば今までの事がすべて崩れ始めてしまいます。

考えた結果、今までお世話になった送り出し機関とは
考え方の相違が大きくなってきたため、
その送り出し機関の中での指導は辞退する事となりました。
色々とお世話になった送り出し機関との別れは
とても苦しいものでした。
ドラマのセリフで「乗り越えられぬ試練はございませぬ」とあります。
私自身様々な試練は乗り越えてきたつもりではあったのですが、
今回は心が折れそうになるくらいのつらい試練となりました。

日本の企業様には迷走したあげくこんな形になり、
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
しかし、こんな結果になったにもかかわらず、
お付き合いいただいている企業様より
「今まで通り矢尾板が指導して日本に送り出してくれ」
との声を多数いただけました。
本当にありがとうございます
今までやってきたことが間違いではないと実感しました。
皆様のおかげで折れていた心と体も良くなり、
力もムクムクみなぎってきました!
これからもベトナム人の実習生が日本で更に活躍できるよう、
全力で指導をしていきます。
また、同じような価値観で、実習生の向上を目的とした機関と協力し、
理解しあえるようにこれからも頑張ります

追伸   
色々な機関からのオファーがきておりますので
もう少々お待ちください
必ずブログでご報告いたします
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