FC2ブログ

内装業界のこれから/その3 目標となる職人の不足

リフォームの事ならなんでもお任せ!
トータルインテリア・トップスの矢尾板茂幸です。

以前内装業界の慢性的な人材不足について
”内装業界のこれから”シリーズの第一弾で触れたのですが
もう少し自分の考えをお伝えしたいと思います。

「職人」と呼ばれる方を皆さまはどのようにイメージされますでしょうか?

寡黙に作業に集中し、約束を必ず守る男気を持つプロフェッショナル。
仕事は極上だが非常に気難しい。
ただし仕事が終わった飲む席では饒舌となり宵越しの金は持たない。

これは自分の若い頃非常に可愛がっていただいた近所の大工の棟梁の事です。
江戸っ子気質を絵に描いたような昔ながらの職人でした。
自分の職人としての根源はこの方にあると言っても過言ではありません。
仕事にプライドを持っているからこそ刺々しく、
そのプライドを保つため常に腕を磨き続けるその姿勢は
思春期真っ盛りの自分にとって憧れの存在でした。
(金遣いは一先ず置いておきましょう)

起業をし自分の腕でお金を稼げるようになると彼の存在がさらに大きくなり
「棟梁だったらこの仕事を受けるか?」
「棟梁だったらこの仕上がりで良しとするか?」など、
知らず知らずに棟梁目線で考える程影響を受けていました。

内装業界に限らず今の職人の世界は
サラリーマン型の職人が多くなってきていると感じています。
棟梁のように常に腕を磨き続けなくてもなんとなく仕事はある。
適当に仕事をこなせばいくらかのお金は手に入る。
したがって自分だけの拘りは必要と感じなくなり、
楽をすることを優先し、作業結果の見栄えだけは良くなるように知恵を使う。
そんな職人に憧れる若い方はいませんよね?
慢性的な人材不足はここにも原因があるのではないでしょうか。

職人の世界に必要なのは誰もが憧れるヒーローです。
「こんな人になりたい!」「こんな生き様カッコいい!!」
と思わせる棟梁のような存在が必要不可欠なのです。

もちろん自分は棟梁に少しでも近づけるよう努力をしていますが
一人で奮起しても会社としてはそれほど意味がありません。
当社では社員にもスーパーヒーローを目指してもらっています。
先輩に憧れて自分も腕を磨きそれを後輩に伝授していく。
それが組織であり、プロフェッショナルの集団になるものと考えます。

今年も当社に職人を目指す新入社員が入って来ますが、
ぜひともメジャーリーガー級のヒーローを目指していただきたい。
努力すればしただけ自分の技術や収入に反映されるのが職人の良いところです。
夢を持ってノビノビと頑張って欲しいな。
スポンサーサイト

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)